監修:福島県立医科大学医学部 消化器内科学講座
主任教授 大平弘正 先生

イムランについて

イムランは、免疫調節薬というお薬の一種で、過剰に働いている免疫を抑える作用があります。多くの場合、ステロイドとの併用で使用されます。お薬の特徴をよく理解して、主治医の指示通り服用しましょう。疑問や不安がある場合は、抱え込まずに主治医や医療スタッフにお尋ねください。

服用を始める前の確認

服用を始める前の確認

下記に該当する場合は、このお薬を服用する前に医師または薬剤師に伝えてください。

以前にお薬を服用してアレルギーが出たことがある。

血液検査で、白血球数が3000/mm3以下である。

痛風、高尿酸血症のお薬「フェブキソスタット」または「トピロキソスタット」を服用している。

服用方法

服用方法

服用量、タイミングは主治医の指示に従ってください

患者さんの状態によって飲む量やタイミングを調整することがありますので、医師の指示に従ってください。

薬を飲む女性のイラスト
服用の際の注意点

服用の際の注意点

・飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を服用してください。
 ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲まないでください。

・誤って多く飲んだ場合は、医師または薬剤師に相談してください。

・自分の判断で飲むのを止めたり、量を調節したりしないでください。
 十分な効果が得られなかったり、副作用があらわれたりする恐れがあります。

副作用

副作用

主な副作用

主な副作用として下記のようなものがあります。
これらの症状、またこれら以外にも気になる症状がありましたら、医師または薬剤師に相談してください。

吐き気を感じている女性のイラスト

吐き気・嘔吐

発疹の出ている男性のイラスト

発疹

関節痛を感じる女性のイラスト

関節痛

発熱している男性のイラスト

発熱

その他、血管炎、腎機能障害、全身倦怠感などがあらわれることがあります。

その他に注意が必要な副作用

まれに下記のような重い副作用があらわれることがあります。このような症状があらわれましたら服用をやめて、すぐに医師に連絡してください。

再生不良性貧血、汎血球減少などの血液障害:貧血症状、出血症状、発熱

ショック様症状:寒気、震え、立ちくらみ

肝機能障害、黄疸:全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる

間質性肺炎:発熱、から咳、呼吸困難

重度の下痢

進行性多巣性白質脳症:意識障害、麻痺症状、言語障害

血液細胞を作る機能(骨髄機能)の低下や肝機能の低下などを早期発見するために、飲み始めは原則として1~2週間に一度、その後も定期的に血液検査を行います。

血液検査のイラスト