アネキセート注尶0.5mg
作又改訂年
**2019年1月改訂(第12版
*2015年6月改
日本標準商品類番号
872219
日本標準商品類番号
再審査結果公表年月(最新
1999年3
国際誕生年
1986年12
薬効刡名
ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤
承認
販売
アネキセート注尶0.5mg
販売名コー
医惔)コー
2219403A1027
承認許可番号
承認番号
20400AMY00025
啨名
Anexate Injection 0.5mg
薬価基準収載年
1992年4
販売開始年
1992年4
貯法使用期限
貯
室温保
使用期限
ケース等に表示3年
規制区
劖
処方箋医薬
注意-医師等処方箋により使用すること
有効成1管5mL中
フルマゼニル 0.5mg
添物1管5mL中
エッ酸ナトリウ水和物0.5mg、氷酢酸、等張化剤、pH調節剤
性状
剤形
注尉無色アンプル
色・形状
無色の液
pH
3.05.0
浸透圧比(生琣塩液に対する比
1
一般皐称
フルマゼニル注尶
Flumazenil
禁
次の患老は投与しなぁと
1.
本剤及ベンゾジアゼピン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患
2.
長期間ベンゾジアゼピン系薬剤を投与されてあてんかん患耼痙攣が生ずることがある。]
効能又効
ベンゾジアゼピン系薬剤による鎮静解除及呼吸抑制の改
用法及び用
通常、0.2mgを緩徐に静脈冊与する。投与4刻冁望まれる覚状態が得られなぴ合更に0.1mgを追投与する
以後忦に応じて1刖隔で0.1mgずつを総投与量1mgまで、ICU領域では2mgまで投与を繰り返す。たし、ンゾジアゼピン系薬剤の投与状況及び患状態により適宜増減する
用法及び用量に関連する使用上注
ベンゾジアゼピン系薬剤を長期間にわたり高用量投与してあ患老は急速に静脈冊与すると、ンゾジアゼピン系薬剤の離脱痊が現することがあるで、急激な投与を避け、緩徐に静脈冊与するよび意すること
なお〛脱痊があらわれた場合ベンゾジアゼピン系薬剤を緩徐に静脈冊与するなど適刁処置を行うこと
使用上注
慎重投
次の患老は慎重に投与すること
1.
手術前ある鎮静される前不安程度が高い患耀特に動脈疾患を有する患耼早期に覚させるよりもある程度鎮静状態を保つほぁ良ぴ合が多いので、このような患老本剤を投与する合、少量より投与を開始し、患耀、忦を投与するよび意すること。]
2.
ICU領域における高血圧を有する患耼覚時に血圧上がみられることがあるで、このような患老本剤を投与する合、少量より投与を開始し、患耀、忦を投与するよび意すること。]
3.
ベンゾジアゼピン系薬剤を投与されてあ重症頭部外傷患耏は不安定な頭蓋圧を有する患耼ベンゾジアゼピン系薬剤の解除に伴蓋圧亢進が起こることがある。]
4.
ベンゾジアゼピン系薬剤と三(四環系抗うつ剤を服用してあ患耼ベンゾジアゼピン系薬剤の作用低下に伴抗ぁ剤の中毒症状律神経系痊等)が顕在化することがある。]
5.
高齢耼「高齢老の投与」頏照
6.
肝機障害を有する患耼ベンゾジアゼピン系薬剤の作用消失時間の延長が老られるため、覚後も患状態を十に観察し、重に投与すること。]
重要な基本皳
1.
ベンゾジアゼピン系薬剤によっては
消失半減期が本剤の半減期
50刼
より長あの
があり、これらの薬剤を特に高用量投与してぁ場合本剤投与により患老覚した後もベンゾジアゼピン系薬剤の作用
再現する可能性
があるで
患耂監視下におき十注
すること
また、本剤投与24時間は危険な機械の操作や自動車運転
完な精神的緊張を忦とする仕事に従事させなあぁ注
すること
2.
本剤投与対象
は、手術又は検査時にベンゾジアゼピン系薬剤で鎮静された患老
覚遻
又
呼吸抑制
が認められた合、ンゾジアゼピン系薬剤を高用量あるいは長期にわたり投与された患老
過度の鎮静状
を生じたり忦以上に
鎮静状態が持
した場合、又は大量にベンゾジアゼピン系薬剤を服薬した
中毒患
とする
なお
侵襲の大きい手術を受けた患耀精神的不安程度が高い患
は早期に覚させるよりある程度鎮静状態を維持する方が望ましい場合があるので、患状態をし
覚させることが忦と判断される合にのみ本剤を投
すること
3.
麻酔科域において手術終亙に本剤を使用する場合
筋弛緩剤の作用消失後に本剤を投
すること
4.
本剤を用法用量篛冁繰り返し投与して
意識及び呼吸機に有意な改喁みられなぴ
は
ベンゾジアゼピン作用薬以外原因
をすること
相互作用
併用注
併用に注意すること
薬剤名
ベンゾジアゼピン系薬剤
三(四環系抗うつ剤
臨床症状・措置方
自殺企図等故意にベンゾジアゼピン系薬剤を過量服薬した患老、同時に三(四環系抗うつ剤を服用してあ場合、ンゾジアゼピン系薬剤の作用低下に伴へ(四環系抗うつ剤の中毒作用が増強するため、このような患老は特に注意して投与すること
機序危険
本剤はGABA受容体、ンゾジアゼピン受容体及びクロルチャンネルの褐体と結合し、ンゾジアゼピン系薬剤の作用を低下させ、三(四環系抗うつ剤の中毒作用が増強すると老られてあ
副作用
副作用等発現状況概
承認時及承認後安性解析対象合4,999例中83例1.66に副作用が認められた。主なもは、血圧上、気等であった。(審査結果通知1999年3月
重大な副作用
ショヂ、アナフィラキシー
いずれも度不
ショヂ、アナフィラキシーがあらわれることがあるで観察を十に行い、蕁麻疹〡面蒼白、血圧低下、呼吸困難、気等痊があらわれた場合には投与を中止し、刁処置を行うこと
そ他副作用
精神神経系
0.15満
頭痛、奮
精神神経系
0.1満
不穏、幻覚、不安感、体動
精神神経系
頻度不
注
痙攣
血液
0.1満
白血琸
循環器
0.15満
血圧上
循環器
0.1満
頻脈、徐脈
呼吸器
0.1満
咳、咽頭異和感
消化器
0.15満
嘔気、
消化器
0.1満
胸部不快
肝臓
0.15満
ASTGOT上、ALTGPT上、血渃リルビン上
肝臓
0.1満
Al-P上
腎臓
0.1満
クレアチニン上
そ
0.1満
羞
そ
頻度不
注
過換
そ他副作用の注
注発報告による
高齢老の投
投与に際しては患状態を十に観察し、重に投与すること。[高齢ベンゾジアゼピン系薬剤の作用に対し感受性が高い。]
妊婦、産婦、授乳婦等への投
1.
妊婦等
妊婦又妊してあ可能性のある婦人には治療上有益性が危険性を上回ると判断される合にのみ投与すること。[妊中の投与に関する安性は確立してぁ]
2.
授乳婦
投与中は授乳を避けさせること。[動物実験で乳汁中へ移行することが告されてあ。]
小等への投
低生体重児、新生、乳児、幼児又は小に対する安性は確立してぁ(使用経験が少な
適用上注
調製時
本品、ワンポイントカッアンプルであるが、アンプルカッ部刂エタノル綿等で渋してからカッすることが望ましい
薬物動
1.
血漿中濺
健康成人男子に124mgを静脈投与したとき血漿中未変化体消失半減期は4952刁あり、血漿中濺曲線下面積投与量に比例して増加し、帮積及び血漿クリアランスは投与量にかかわらず一定であっ
1)
2.
代謝、排
健康成人男子に静脈冊与したとき、大部刁エチルエスッの水刧によりカルボン酸体に代謝された後、その40グルクロン酸抱合体に変化し、いずれも尿中に速やかに排況れた
3.
他剤との相互作用
ベンゾジアゼピン系薬剤の薬動力学皃ラメータは本剤の存在下でも影響を受けな
2)3)
臨床績
ベンゾジアゼピン系薬剤により鎮静状態にある患耂対象として、用量設定試
4)
、二重盲検比輩
5)
、一般臨床試
6)11)
及臨床薬琩
12)
418例)が実施された
1.
ベンゾジアゼピン系薬剤による鎮静から覚効果を検討した二重盲検比輩験において、本剤の有用性がラセボに比し有意に高いことが確認された
5)
2.
鎮静から覚に関する総合効果が「有効」以上割合二重盲検比験試験において82.552/63であっ
5)
3.
ベンゾジアゼピン系薬剤による呼吸抑制に対して、一回換気量、動脈血炭酸ガス刜及炭酸ガス換気応答有意な改喽用を示した
11)
また、ICU領域において呼吸抑制が認められ8例例に対し有効と判定された
10)
薬効薬
1.
薬効薬
(1)
ジアゼパム、フルニトラゼパム及ミダゾラ等ベンゾジアゼピン系薬剤による中枢作用リスザル及ラッの睡、ウスの抗痙攣、筋弛緩及ラッの抗葛藤に対して拮抗し
13)14)
(2)
フェノバルビタール及メプロバメート等、ンゾジアゼピン受容体に作用しなへ枢抑制薬による作用に対して拮抗しなかっ
13)15)
(3)
単独投与では筋弛緩作用、抗葛藤作用及痙攣誘発作用等ベンゾジアゼピン受容体を介する作用を示さなかっ
16)
。また、ンッラゾール誘発強直性痙攣につぁは高用量で発現までの時間の延長及自発脳波の徐波化、即ち〝常に弱せ有活性を示した
16)
(4)
動物実験において、行動薬琼ウス、ラッ、イヌ、リスザル
13)14
〛気生琼ネコ、ラッ
15
及神経科学実験(ラッ
17)18
の結果より、フルマゼニルは中枢型ンゾジアゼピン受容体に高い親和性を有し、特異皁拮抗作用を示した
2.
作用機
脳は活性化と抑制との動的な相互関係で成り立っており、抑制を調節する最大の神経伝達物質はGABAγ-アミノ酪酸であるGABAは神経終末から放出され、その受容体に結合するとイオンチャンネルを介してクロルイオンが細胞に流し、神経細胞興奮性が低下するGABA機構GABA受容体、ンゾジアゼピン受容体及びクロルチャンネルの褐体を形成してあ。ンゾジアゼピン誘導体がベンゾジアゼピン受容体に働くと、両受容体相互作用によりGABA受容体でのGABA親和性が増し〖接皁GABAの作用を増強するとされてあ。フルマゼニルはベンゾジアゼピン受容体に結合し、ンゾジアゼピン類生物学皽用に拮抗するが、フルマゼニル自身は生物学皽用をぁあか又は微弱であると老られてあ
19)20
有効成に関する琌学皟
一般
フルマゼニル(Flumazenil)
化学
Ethyl 8-fluoro-5,6-dihydro-5-methyl-6-oxo-4
H
-imidazo1,5-
a
1,4benzodiazepine-3-carboxylate
構
刭
C
15
H
14
FN
3
O
3
刭量
303.29
融点
198202
性状
フルマゼニルは白色の結晶性の粉末で、においはなぁ、又はわずかに特異なにおいがある。酸100又はクロロホルに溶けやすく、エタノル95にも溶けにくく、エタノル99.5に溶けにくく、水又ジエチルエーッに極めて溶けにくい1mol/L塩酸試液に溶ける
匣
注尶0.5mg/5mL
5管
主要文献及斌請求
主要文献
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23
4777, 1990
2)
Klotz, U.et al.Br.J.Clin.Pharmacol.
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3)
Klotz, U.et al.J.Clin.Pharmacol.
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400, 1985
4)
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91092, 1990
5)
花岡一 他:医学のあゆみ
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4263, 1990
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百瀬 隼診療と新薬
27
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7)
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39
61140, 1990
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村川雅 他:麻
39
91108, 1990
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大政良 他:新薬と臨
39
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10)
天羽敬 他:麻
39
91101, 1990
11)
土井松幸 他:麻
39
101377, 1990
12)
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羀質 他:薬琁治
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Polc, P.et al.Naunyn-Schmiedeberg's Arch.Pharmacol.
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317, 1981
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小澤由起 他:基礎と臨
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Costa, ELife Sci.
42
151407, 1988
**,*斌請求・製品情報お問ぐわせ
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102-0073 東京都卻田区九段北一丁目8番10号
カスタマセンター
TEL0120-161-576
FAX0120-788-654
製販売業耭氏名又名称及住所
**製販売
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